アフターアワーズ

山椒系ちょくの切り抜き帖

クラシック音楽

1/16:阪田知樹リサイタル@HAKUJU HALL【2019年ひときわ輝くピアニスト】

昨日はこちら。ラフマニノフの音楽の多面性に魅了。#阪田知樹 #ピアノリサイタル #hakujuhall #1月16日 #2019年 #クラシックコンサート #クラシック音楽 #ピアノソロ #ラフマニノフ #楽興の時 #ヴォカリーズ #トランスクリプション 〔曲目〕※全てラフマニノ…

『レコードうら・おもて』【レッグ&シュヴァルツコップ回想録】

「レコードの帝王」と称されたブロデューサー、ウォルター・レッグ没後40年。本書は夫人のシュヴァルツコップが亡き夫の遺した「まだ書いていない自伝からの頁」に自身の口述や仕事仲間の文章を加えてまとめた回想録。仮にレッグの単著だったら「うら」をも…

阪田知樹の技と素顔に迫る【1/14BS日テレ「恋するクラシック」出演】】

ピアニスト・作曲家の阪田知樹が持つ異次元の才能に関してはこれまで幾度か取り上げてきた。 choku-tn.hatenablog.com choku-tn.hatenablog.com そして新年早々の1月14日、テレビ出演が決定。 m.youtube.com www.bs4.jp 演奏のみならず言葉の表現にも長けて…

2019(平成31年)の幕開けは最高【WPhニューイヤーコンサート生中継】

あけましておめでとうございます。本年もお付き合い頂ければ幸いです。 毎年恒例、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートの生中継を視聴した。指揮はクリスティアン・ティーレマン。 www4.nhk.or.jp リアルタイムで見たものとしてはマゼ…

平成最後の大晦日に

「東西芸術家交歓演奏会」での共演。ズバズバと弾き抜くチェロ、ガラス細工のタッチで音楽を形作るヴァイオリン。この約10年後、メニューインは苦境に陥ったロストロポーヴィチに手をさしのべる。#メニューイン #ロストロポーヴィチ #ブラームス #二重協奏曲…

貴方にステキな音楽を、指揮者アーサー・フィードラー【2019年は没後40年】

グワっと迫る豪華なサウンド。20年以上前、全ての曲に本録音で出会った。クルマで聴きすぎて盤が痛み、これは2代目。#フィードラー #ボストンポップス #rca #bmgクラシックス #名曲集 #cd #クラシック音楽 #金と銀 #ドナウのさざ波 #スケーターズワルツ #ペ…

My Favorite Things Special:Classical Music Disc Best10+1 2018

☆メシアン:歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」全曲/シルヴァン・カンブルラン指揮、読売日本交響楽団(Altus) →歴史的快挙と言えるコンサートのライヴ録音が公正な価格、聴きやすい音質で発売されたことに作り手の良心を感じた。本盤を音楽之友社「レコード…

坂入健司郎指揮、ブルックナー:交響曲第9番【緻密な解析が生んだ極上の美】

異次元のハーモニー。とりわけ冒頭の原始霧の高解像度が伏流水となり、弦、管、ティンパニの論理性のある有機的響き合いが展開する第1楽章は音楽の核心を語り抜いた演奏。指揮者の怜悧な頭脳にひれ伏すのみ。#坂入健司郎 #東京ユヴェントスフィルハーモニー …

ジェラルド・ジャーヴィスの面影【名コンサートマスター、日本との縁】

美しいハーモニーで聴かせる。響きの切り返しの硬さがこの指揮者の欠点だったがジェラルド・ジャーヴィスがリードする都響はしなやかに動く。第2部前半の深い翳、後半の清澄な盛り上がりは今もって高い説得力。#若杉弘 #東京都交響楽団 #フォンテック #マー…

清水和音/ショパン、リスト:練習曲集【ピアニストは演奏してこそ】

練り上げた美音、キッパリと刻むリズム、しなやかな輪郭。心地好いピアノサウンドの極点。片桐卓也の脱字だらけのライナーノーツは最悪。#清水和音 #ショパン #リスト #ピアノソロ #練習曲 #夕べの調べ #ため息 #ソニークラシカル #cd #クラシック音楽 #技巧…

11/24「クラシック・ロシア by pianos」@オーチャードホール【思い出と現在形】

本日はこちら。http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/18_classic_russia/ #清水和音 #阪田知樹 #松田華音 #藤田真央 #ピアノ #ピアノソロ #2台ピアノ #クラシック音楽 #クラシックコンサート #オーチャードホール #bunkamura #チャイコフスキー #プロ…

ユンディ・リのベスト盤【「ピアノのキムタク」と言われたころ】

シューマン=リスト「献呈」に出会った盤。懐かしくて今でもたまに聴く。音像との距離感の適切な好録音。#ユンディリ #シューマン_リスト #献呈 #ピアノソロ #ピアノ #ベスト盤 #美メロ #ドイツグラモフォン #ユニバーサルクラシック #cd #セッション録音 #ク…

バーンスタイン指揮のリヒャルト・シュトラウス【マーラーの陰に隠れて】

祝典前奏曲の暴走機関車。式典なら来賓が心臓発作を起こしそうだ。面白くって日に何度も聴いてしまった。#バーンスタイン #リヒャルトシュトラウス #祝典前奏曲 #スピード違反 #テンポ早い #ニューヨークフィルハーモニック #ニューヨークフィル #パワービッ…

バーンスタイン作曲・指揮「チチェスター詩篇」(1965)

還暦を記念したアルバム。この時期のバーンスタインには舞台作品の失敗、夫人との別居から永遠の別離による終幕と殆どいいことがなかった。三浦淳史さんがライナーノーツで別居の理由を「天才のライフスタイル」としているのは奥ゆかしい。チチェスター詩篇…

メータ指揮/コープランド:リンカーンの肖像(1942)【名優グレゴリー・ペックの語りにしびれる】

3部構成の「リンカーンの肖像」は第3部にリンカーンの事蹟と名言を語るナレーションが入り、有名な「ゲティスバーグの演説」で結ばれる。1942年に国威発揚の意図から委嘱されたらしいが日本でよく作られた脳筋的音楽ではなく第1部の澄んだ情感、第2部のフォ…

メータ指揮、IPOのマーラー交響曲第1番(DECCA)【モリモリ迫る音塊】

突き進んだかと思えばタメを作り、念押しする。そしてまた突っ走る。メータ全盛期の才気が押し寄せる。イスラエルフィルの一段腰の下りた凝集感のあるサウンドもいい。打ち物が腹に来る好録音。#黄金の1970年代 #デッカ #decca #ユニバーサルクラシック #ズ…

レナード・バーンスタインの命日に寄せて【1990年10月14日】

2018年は生誕100年。あまり盛り上がらず。 このベートーヴェン録音は3番や5番が意外にパッとしないからか、近年埋もれ気味。ただ1番と2番はシャキッと弾ける響き、そこから香る艶やかさにひかれる。WPhの鳴り物打ち物を動かす指揮者の操縦テクニックが全開。…

10/6@園田高弘Memorial Series in 2018【偉人の吸引力で集った名手たちのショパン】

各々の音色、響きの組み立て方や進行の違いが面白かった。ショパンはピアニストの引き出しを全てテストする作曲家だと改めて実感。#2018年 #10月6日 #クラシック音楽 #コンサート #ショパン #ピアノソロ #ピアニスト #スケルツォ第2番 #バラード #ワルツ #マ…

Aoi Mizunoが新たな音楽共有空間を拓く【10/22「We Will Classic You vol.0」】

「東京ピアノ爆団」、O.E.T、名門ドイツグラモフォンからクラシカルリミックスでメジャーデビュー、そしてユニバーサルミュージックが展開するイヴェント「イエローラウンジ」出演と驀進し続ける指揮者・クラシカルDJのAoi Mizuno。 style.nikkei.com 2018年1…

ショルティ指揮、CSOのブルックナー:交響曲第5番【堅牢たるドラマ】

リズムの脈動を重視し、山と谷がきっちりつけられた滑らかに運ばれる音楽。ストリングスの鋭敏な反応、難所を楽々越えるブラスセクションの充実は言うに及ばず。重く、コクのあるティンパニがアクセント。キングレコードなどでデッカを担当した人物が語るシ…

9/22阪田知樹ピアノ・リサイタル@麻生市民館【千変万化のタッチで紡いだ叙情詩】

本日はこちら。#阪田知樹 #クラシック音楽 #コンサート #ピアノ #ピアノソロ #麻生市民館 #新百合ヶ丘 #麻生文化センター #ベートーヴェン #ラフマニノフ #リスト #シューマン #交響的練習曲 #ピアノリサイタル この日は普通の版だった。#9月22日 #麻生市民…

リヒテルが弾くブラームスのピアノ・ソナタ【栴檀は双葉より芳し】

暫く前、FMで第1番が流れたのを聴いて買った。当時70歳のリヒテルのテンション、切り詰めたタッチの弾力、音と音の間からあふれる生々しい情感に震える。ブラームス青春の調べ、あちこちから後の作品の萌芽が。#ブラームス #ピアノソナタ #第1番 #第2番 #青…

ショルティ〔ピアノと指揮〕、ECOのモーツァルト:ピアノ協奏曲第20番

約20年前、ショルティ追悼のFM番組で聴いて深い感銘を受けた弾き振りのK.466。指の回転は不器用なれどしなやかで優しい語り口のピアノと凹凸の明確な指揮の調和が見事。ショルティは大音楽家だとはっきり思い知らされた記憶。#ショルティ #デッカ #モーツァ…

四半世紀の蓄積を無にしかねない愚挙【S.ヴァイグレの読響第10代常任指揮者就任】

読響の暗黒時代が来そうで心配。とにかくシンフォニーはてんでダメ。マイスターとレパートリーが被るのも疑問。繋ぎでもよりマシな人間を選ばないと。#読響 #読売日本交響楽団 #常任指揮者 #憂慮 #ヴァイグレ #セバスティアンヴァイグレ #クラシック音楽 #シ…

シャルル・ミュンシュのドヴォルザーク【チェコに寄りかからず絵の具を塗る】

没後50年を迎えたシャルル・ミュンシュ。カラッとした輪郭で明朗に響かせ、爽やかな空気感。ピアティゴルスキーとのチェロ協奏曲では雄々しく豪儀。#シャルルミュンシュ #ミュンシュ #ボストン交響楽団 #bmgクラシックス #rca #CD #ドヴォルザーク #交響曲第…

【鍵盤に舞う麗人】安達朋博ピアノリサイタル@9/25杉並公会堂

あの野村克也氏の故郷、京都府の丹後半島で育ち、高校卒業後にクロアチアへ留学。その後「逆輸入系」として日本デビュー、以来演奏やクロアチア音楽の紹介を活発に展開しているピアニスト安達朋博。華やかな舞台姿とガッツあふれる演奏でコアなファンが多い…

ホルスト・シュタイン没後10年&生誕90年【生気あふれるロマン性】

ホルスト・シュタインはNHK交響楽団を振りすぎてありがたみがなくなったひと。このバンベルク交響楽団とのシュトラウス、ワーグナーを聴くと沸き上がるエネルギー、瑞々しいロマンの息吹、弾力性を伴った進行に惚れ惚れする。#ホルストシュタイン #バンベル…

バーンスタイン生誕100年記念ソニー名盤1000より【伸びやかで朗々と響くワーグナー】

2018年8月発売のソニーのバーンスタイン生誕100年シリーズ。1,080円ながら落ち着いた装丁でレコーディングデータもきちんと記載されている。この20年くらいでNYP時代の録音の再評価が進んだ印象。#レナードバーンスタイン #バーンスタイン #クラシック音楽 #…

クレンペラー指揮のワーグナーとR.シュトラウス【ゆったり明滅する音彩の瞬き】

没後45年。「ヴォータン告別の歌と魔の炎の音楽」の冒頭、はらはらと舞う色彩美は他の全指揮者を置き去りにする。#クレンペラー #クラシック音楽 #ワーグナー #リヒャルトシュトラウス #CD #フィルハーモニア管弦楽団 #emi #望外の高音質 #ワルキューレ #序…

ハンス・グラーフ指揮、都響@8/25サントリーホール【木管フェチ⁉の職人芸】

弦の澄んだ鳴りが良かった。ドヴォルザークでは力感十分の音楽で細かいところの掘り起こしもなかなか。サン・サーンスのスカナヴィはやや小粒。作品のキャラクターを考えるともう少しゴージャスさが欲しかった。#東京都交響楽団 #ハンスグラーフ #グラーフ #…