アフターアワーズ

山椒系ちょくの切り抜き帖

日本プロ野球

優勝とチーム内ライヴァルの重要性【田淵幸一氏が抱いた羨望】

4月27日、TBSラジオは同月23日に逝去した衣笠祥雄さんを追悼する番組を放送した。 www.tbsradio.jp この中で田淵幸一氏の次のような発言が強い印象を残した。 (コメント出演した山本浩二氏の発言を聞いて)僕はチーム内に同格のライヴァルがいなかった。タ…

掛布雅之氏と江川卓氏が10年ぶりにコンビでテレビ解説

10日、G+/BS日テレ/日本テレビ系で10年ぶりに2人が同じブースで解説した。掛布氏が江川氏のカーブをスタンドに叩き込んだ初対決から約40年。両者ユニフォーム着ての対決を見たいもの。#読書 #角川新書 #掛布雅之 #江川卓 #プロ野球中継 #日本テレビ系 #伝統…

衣笠祥雄の記録を繋いだ阿南準郎監督【三原脩からの影響】

[https://www.instagram.com/p/BiW24bvhMGW/:title=「67年秋、近鉄へのトレードを通告された広島の阿南準郎は、引退を決意した。30歳になり、そろそろ将来の生活設計を考えねばならなかった。《パのお荷物》と軽べつされているボロ球団へ移籍しても、明るい…

マイクの向こうの優しい口調【「鉄人」衣笠祥雄さん逝去】

2017年3月、衣笠祥雄さんはNHKのラジオ番組でこんなことを仰っていた。 私は自分が好きです。成功の第一条件は自分を好きになることです。自分で自分が好きにならないとひとに好かれることもありません。自分が嫌いな自分をひとに好きになれ、なんて理不尽で…

柳田悠岐外野手サイクル安打達成【振れて走れる魅力】

トリプルスリーでブレイクした時、ホークスのフロントの方がテレビで話していた。「ドラフトの際、(現スワローズの)山田とどちらを指名するかでスカウトが割れた。そこで王会長に判断を仰いだ。会長は《どちらが遠くに飛ばすんだ?》と問い、私が《柳田です…

2018/4/12読売ジャイアンツ-横浜DeNAベイスターズ@東京ドーム【5連勝と6連敗】

本日はこちら。ジャイアンツ-ベイスターズ。#巨人 #ジャイアンツ #ベイスターズ #denaベイスターズ #4月12日 #東京ドーム #ナイトゲームかつての同級生から誘いを受け、スターシートと呼ばれるネット裏シーズンシートにて観戦。最高の場所で球音、内野手のグ…

【日米球春到来!】イチロー所属チーム決まる&精力的だった王会長

殿堂入り確実の大打者の新たな一歩 大リーグ通算3080安打(2017年シーズン終了まで)を誇るイチロー選手のシアトル・マリナーズ復帰が確実になった。44歳、打席での下半身の粘りやスピードの衰えは否めないものの守備、走塁面はまだまだ健在。目標の「50歳現…

81歳の森祇晶が語るライオンズ、ジャイアンツ

「理想の監督」はハワイで悠々自適 子供の頃は西武ライオンズのファンだった。特に秋山幸二が好きで日本シリーズのバック転ホームインをテレビ中継で見た時の驚きは未だに鮮明。またチームを率いる森祇晶監督にも子供ながらに注目していた。きっとこのひとは…

My Favorite Things:浜田昭八『監督たちの戦い』【我が野球のバイブル】

元日本経済新聞の運動部長で野球取材ひと筋50年以上、現在も同新聞にコラム「選球眼」を執筆する浜田昭八(1933-)が20世紀終盤に新聞連載し、書籍化されたのが『監督たちの戦い』(日経ビジネス人文庫、上下巻;2001年)。プロ野球監督の本質であるグラウン…

「空席あり」の必要性【日本ジャンプ陣刷新のために】

1974年、近鉄バファローズの監督に就任した西本幸雄(1920-2011)は低迷の長いチーム刷新のために一大決心をした。クリーンアップの一翼の土井正博、元首位打者の永淵洋三、勝負強い打撃で鳴らした伊勢孝夫のベテランの主力3人を次々と放出したのだ。西本の…

星野仙一氏ゆかりの2人の殿堂入り

2018年野球殿堂入り表彰者の発表と伝達式が15日、野球体育博物館で行われた。 プレーヤー部門は松井秀喜氏と金本知憲氏、エキスパート部門は原辰徳氏が選出。 奇しくも今月逝去した星野仙一氏と球歴で交わった金本、原両氏が揃って選ばれた。 金本氏は言うま…

No.1投手は稲尾和久【「プロ野球総選挙」を嗤う】

先日テレビ放送された「プロ野球総選挙」で歴代No.1投手に大谷翔平が選ばれたという。笑止千万な話。まだキャリアの発展途上にある選手を日本プロ野球80年の歴史を作ってきた偉人たちの上に置くなどあり得ない。投票した連中、番組制作者のいずれもが歴史を…

指揮する前の戦いに強かったひと【星野仙一氏をしのぶ】

星野仙一氏は1986年秋、ドラゴンズ監督に就任直後、ロッテとの契約更改交渉が拗れていた落合博満を獲得するよう球団に強く求めた。星野氏の回想によれば戦力として落合がぜひ欲しかったわけではなく、「もし巨人に取られたらウチは当分優勝できない」と考え…

冷めた眼と厚い情【星野仙一氏逝去】

1月4日に70歳で逝去した星野仙一氏は「巨人」に特別な思いを抱き続ける野球人生だった。 現役時代は巨人キラーとして活躍。「燃える男」のイメイジを纏いながら、実は緩い球を効果的に交える冷静巧妙な投球でONのタイミングを狂わせた。通算146勝のうち35勝…

サファテ-スタンカ-鶴岡一人【「意気に感ず」を引き出す方法】

3イニングと2連投の奇跡 福岡ソフトバンクホークスのデニス・サファテ投手は日本シリーズMVPとシーズンMVPの2冠に輝き、加えて年度球界最高の功労者に贈られる正力松太郎賞も受賞した。外国人投手として「MVP2冠」は53年ぶりと報じられた。その53年前の1964年…

なぜ「伊東」をやらないか【ジャイアンツ4位転落に思う】

2016年シーズンオフの怠慢のつけ 日本プロ野球のジャイアンツは11年ぶりのBクラスに終わり、セントラルリーグへのクライマックスシリーズ(以下CS)導入以来初めて進出を逃した。 www.sponichi.co.jp 今シーズンは前半戦で球団史上ワーストの13連敗を喫して…

張本勲の原爆の記憶

戦後72年なお残る原爆の影 2017年8月14日のNHK総合「ニュースウォッチ9」で東京都にある被爆者相談所を取り上げていた。高齢となり健康不安におびえるひと、長年逡巡した末に原爆症の認定を受けるひとなど悩める被爆者たちの声とそれを聞く相談員が描かれた…

「エエでのウエさん」を嫌った知的熱血漢【上田利治氏逝去】

日本プロ野球の阪急、オリックス、日本ハムで監督を務め、パ・リーグ優勝5回(うち日本一3回)の名将上田利治氏が1日に逝去。80歳。 www.daily.co.jp1999年に日本ハム監督を辞任後、野球評論家としてサンテレビなどで活動してきたが近年は闘病生活だったよう…