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文化・社会トピック切抜き帖

日本版「エアフォースツー」の導入を【河野外相「外相専用機」提唱】

「地球儀を俯瞰する外交」に要人輸送機は不可欠

河野太郎外務大臣は12月18日の自由民主党外交部会、同19日の閣議後記者会見で外務大臣が外遊する際、民間機を使っているため海外との外交上のハンデキャップが生じているとして再来年度の予算で「外相専用機」導入を求めるとした。
外相専用機導入を=河野氏「夜の空港待ち、耐えられぬ」:時事ドットコム
www.asahi.com費用対効果を考えると「外相専用機」は難しいが財務相経産相、防衛相など海外出張の多い他の閣僚と兼用で使う「要人輸送機」の導入なら妥当。
アメリカの場合、大統領専用機「エアフォースワン」に対して副大統領や国務長官などが利用する要人輸送機、通称「エアフォースツー」がある。現在はボーイング757の軍用機版C-32が使われている。
www.af.mil日本の政府専用機は原則として首相、天皇皇后両陛下、皇太子ご夫妻しか使えないから、他の高位高官が使う日本版「エアフォースツー」を持つのは有益。例えば海外開催のG7出席の際、財務相日銀総裁が同じ飛行機に乗れば、機内で人目を気にせず、意見交換できる。