アフターアワーズ

文化・社会トピック切抜き帖

安全、定時運行以外余計なことはしなくていい【日比谷線BGM試行】

公共交通機関の役割は乗客を安全にしかも定時運行で輸送すること。他のサービスはこれが100%できた上で考えるのが当然。電車の遅延があちこちで常態化しているいま、下記のような遊びにかまけるなど言語道断。そんなカネがあるなら施設の構造改革を進め、多数の乗客がスムーズに移動できる環境を整備し、ラッシュでも安全に遅延なく運行するのが公共交通機関の務め。

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大体学校の芸術鑑賞や給食時間のBGMと同じで個人の趣向に関係なく音楽を押し付けられるのは極めて不快。まずい給食の時間に流れていたから大人になっても特定の曲が嫌いと話すひとが結構いる。電車BGMは「遅延する電車内で聴いたからあの曲が嫌いになった」というひとを確実に生み出す。クラシック音楽をつまらない目的の道具にして、その価値を貶めるのは天に唾する行為。

また悪知恵の働く人間がプロモーション目的で「これを流してくれ」などと鉄道会社に持ち込むケースもありうる。もし車内で例えばAKBが流れてきた日にはこの世の終わり。