アフターアワーズ

文化・社会トピック切抜き帖

音楽を聴く馬力が急降下【ヒーリングで疲労困憊】

4月14日、九段下の九段教会でコンサートを聴いた。いわゆるヒーリング系の出し物でヴォーカル、フルート、ピアノのソロやアンサンブル。みんな優しいタッチの曲ばかり。ところが演奏中どんどん疲労していく。眠いのでなくとにかく疲れを覚えるのだ。「鳥の歌」がうんざりするほど長く感じるほど。申し添えるが演奏や歌唱がヘタなのではない。極上とは言えずとも公の水準には余裕で達していた。なのにしんどい。

2017年のスクロヴァチェフスキの逝去でクラシック音楽に囲まれた青春時代の終わりを悟り、クラシック音楽に対する情熱の低下を自覚したが、馬力も落ちたみたい。

4月28日に坂入健司郎指揮の東京ユヴェントスフィルハーモニーの演奏会に行く予定。ドヴォルザークのチェロ協奏曲(ルトヴィート・カンタのチェロ!)、ベートーヴェンの英雄など14日と違って素晴らしく濃いプログラム。しかもパルテノン多摩まで足を運ぶ。途中でぐったりする気がして心配。最後までもつだろうか。

※文中敬称略

東京ユヴェントス・フィルハーモニー