透明な質感からあちこちでジワジワ、ゾクゾクと暗く怖いものを抉る。終楽章の細かい棒捌きはバーンスタインの晩年と双璧だがあちらと違い、割合普通のテンポでやっているのが非凡。ワーグナーの濃い翳を宿す稜線の深い響きも素晴らしい。#インバル #チャイコフスキー #悲愴 #ワーグナー #トリスタンとイゾルデ #前奏曲と愛の死 #フランクフルト放送交響楽団 #cd #クラシック音楽 #denon #暗い音楽 #病んでいる
弦楽器のくっきりしていながらヌメっと絡むサウンド、金管の鋭利さ、狂騒の裏でうごめく木管。このコンビの面白さが存分に出ている。