ヴァイオリニスト、メニューインの事実上最後の録音。精度にとらわれず大らかでリラックスした音楽をやっている。若き日のモルクが参加。#メニューイン #ヴィヴァルディ #ヴァイオリン協奏曲 #オーボエ #チェロ #オルガン #ヴァイオリニスト #指揮者 #ポーランド室内管弦楽団 #最後の録音 #emi #大らか
メニューインはいくつかの例外的な機会を除いて75歳頃にヴァイオリン演奏から退いた。このポーランド室内管弦楽団とのヴィヴァルディの協奏曲集がヴァイオリニスト、メニューインが遺した最後のアルバム。音程の不安定さは否めないが壮年期にしばしば見られた力みからくる音の歪みはなく、しなやかで優しい音色を聴かせる。不思議な解放感すら漂う。なおメニューインの提案により創設されたポーランド室内管弦楽団の拡大編成版がラ・フォル・ジュルネでおなじみのシンフォニア・ヴァルソヴィア。