19日のEテレ「クラシック音楽館」で尾高忠明指揮、NHK交響楽団の演奏を視聴した。その後、手元にある本盤を聴くとオーケストラの表現力の差に今さらながら愕然。シカゴ交響楽団はよく言われる管のパワーばかりでなく弦楽器の豊麗で光沢がありしかも切り返しのシャープなサウンド、ティンパニのコクのある音色も破格の美しさ。第3楽章、弦のシャキシャキ感の匙加減によるちょっと気取ったメリハリが素敵。#クラシック音楽 #CD #バレンボイム #シカゴ交響楽団 #チャイコフスキー #交響曲第5番 #ワーナークラシックス #廉価盤 #うねり #名人芸
バレンボイム流の加減速、度々盛り込むうねりはドイツ物だと脂ぎった暑苦しさを感じるケースもあるがこういう作品だと面白みに繋がる。指揮者自身ベートーヴェン、ブルックナーより楽しんでやっている印象。
- アーティスト: バレンボイム(ダニエル)
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/01/21
- メディア: CD
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