〔曲目〕※全てラフマニノフ作曲※
前奏曲集op.23より第1番、第2番、第3番、第4番、第5番、第7番
ヴォカリーズop.34-14(阪田知樹編)
楽興の時op.16
~アンコール~
12の歌op-21より第7曲「ここは素晴らしい場所」(阪田知樹編)
ラフマニノフの計り知れない音楽性のつづら折りが繰り広げられた休憩なしの1時間。前奏曲の5番、7番の両手による交響楽、楽興の時第3番の苦いモノローグ、同第6番の近代性に潜む白樺への郷愁。ヴォカリーズも単にメロディを歌うのみならずある種の痛みが研ぎ澄まされた音色に宿る。翳の濃い音色、エッジのきいたタッチ、織り成しの美しさ・・・音楽の多面性に寄り添い、一音一音深く抉りつつ、全体としては流麗な稜線の響きを展開する奏者の器に敬服した。
昨日は、ご来場頂きありがとうございました‼️ラフマニノフが実際に演奏していた組み合わせの前奏曲7曲の追体験、ヴォカリーズ新編曲の初演と充実したラフマニノフ・リサイタルでした✨2/11にはみなとみらいにてリスト・リサイタルが予定されています‼️
— Tomoki Sakata 阪田 知樹 (@TomokiSakata) January 17, 2019
アンコール情報&写真↓https://t.co/u4t03F3BPl
リスト、ラフマニノフ/【SACDハイブリッド】スペイン狂詩曲~阪田知樹デビュー!
My Favorite Rachmaninov -Etude-Tableau op.39/Piano Sonata No.2/etc(1960-75):Van Cliburn(p)
Virtuosity - The Fourteenth Van Cliburn International Piano Competition
阪田知樹の並外れた実力と奥深い知性に対する注目度は急上昇中。1月14日のBS日テレ出演に続き、1月21日にはFM出演がある。2018年1月27日にライプツィヒのゲヴァントハウス(メンデルスゾーンホール)で行ったリサイタルの模様を本人のコメントを交えて放送する。
2019年は阪田知樹から目が離せない。
※文中敬称略