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文化・社会トピック切抜き帖

没後5年ゲルト・アルブレヒト【読響躍進の貢献者:1935-2014】

 
 
 
 
 
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A post shared by NAKAGAWA Tadashi(中川 直) (@choku_nakagawa)

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硬く締めたサウンドでスパッと一刀両断。フィナーレのコーダ、最後の最後にプッシュかけて重いアッパーが入るのにドッキリ。#ブルックナー #ロマンティック #交響曲第4番 #読売日本交響楽団 #読響 #ゲルトアルブレヒト #アルブレヒト #ライヴ録音 #クラシック音楽 #大穴 #cd #自主制作盤 #2000年 #非売品

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激しい音の突っ張りを絞り込んだ響きに封じ込めるアプローチ。キリキリした輪郭から作曲者の魂の屈折がチラリ。読響のアンサンブルはかなり高いレヴェル。#ゲルトアルブレヒト #アルブレヒト #読売日本交響楽団 #cd #ライヴ録音 #クラシック音楽 #ドヴォルザーク #新世界より #野鳩 #謝肉祭 #自主制作盤 #2004年 #交響曲第9番 #交響詩 #非売品

1998年(平成10年)4月、読売日本交響楽団常任指揮者(2007年3月まで)に就いたゲルト・アルブレヒト(1935-2014)。

ベートーヴェンブラームス交響曲全集レコーディング、先方からの招待による欧州公演、ヘンツェ作品を始めとする現代作品の初演、ワーグナーヤナーチェク(演奏会形式)のオペラ公演などの実績をあげた。

またテンシュテット治世のロンドンフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターだったデヴィッド・ノーランが入ったことで弦楽器の演奏能力が精度、量感の両面で向上。アルブレヒト効果と内なる改革で読売日本交響楽団はオーケストラとしての方向性が明確になり、音楽ファンからの支持が大きくなった。

その流れは後継のスクロヴァチェフスキ、カンブルランが拡大再生産、平成後期は「読響躍進」の時代だった。

※本稿執筆にあたり元読売日本交響楽団ヴィオラ奏者の清水潤一氏への書面インタビューを行った。清水氏の御協力に心から感謝申し上げる。なお清水氏のインタビュー内容詳細は今後ブログに掲載予定。

マーラー:交響曲第9番/シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

メシアン:歌劇《アッシジの聖フランチェスコ》/シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ベルリオーズ:愛の情景~劇的交響曲≪ロミオとジュリエット≫より/スクロヴァチェフスキ、読売日本交響楽団

マーラー:交響曲第5番/ゲルト・アルブレヒト、読売日本交響楽団