アフターアワーズ

山椒系ちょくの切り抜き帖

C.von.ドホナーニ指揮、クリーヴランド管弦楽団/ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」【未完の名盤】

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橋のかかる場面で実際の雷鳴音をインサート。各パートを極薄の刃に研ぎ、スコアの外科手術。臓器の働きや血流までよく見えること。歌手の声の演技も上々。#ラインの黄金 #効果音 #ドホナーニ #クリーヴランド管弦楽団 #decca #セッション録音 #ユニバーサルクラシックス #ワーグナー #ニーベルングの指環 #ニーベルンクの指環 #指環 #楽劇 #クラシック音楽 #classicalmusic #spotify

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シュナウトのブリュンヒルデが美しい。気持ちの襞を丹念にフォローする声の演技は聴き手の想像力を呼び覚ます。舞台なんて不要。クリーヴランド管弦楽団の弦と管のカミソリの切れ味は破格で各パートひとりみたいにスコアを射抜く。エネルギーの盛り上がりすら精密機械。続きが無いのは残念。#ドホナーニ #クリーヴランド管弦楽団 #ワーグナー #楽劇 #ワルキューレ #セッション録音 #ガブリエレシュナウト #decca #クラシック音楽 #classicalmusic

ドホナーニは各パートを徹底的に薄く研いでメスの刃に仕立て、スコアを開腹手術する。分析とか治療よりとにかく見せる行為にパッションを燃やし、開けた結果は調整せずにガチで突きつける。このアプローチが面白い結果を生んだレパートリーはメンデルスゾーンワーグナー、リヒャルト・シュトラウスバルトーク、近現代。消化して表現できたオーケストラはクリーヴランド管弦楽団ウィーンフィルハーモニー管弦楽団。本来後者は「円運動」志向の楽団なのでドホナーニの美学(?)と対立するが、それまでも人体組織の中に織り込んで孕ませる指揮者の判定勝ち。

もしドホナーニ指揮、クリーヴランド管弦楽団の「指環」全曲録音(演奏会形式上演を行った後にセッションを組んだ)が完成していたら朝比奈隆のそれと並び立つ、音楽的には対極のユニークな1組になっていた。「ジークフリート」「神々の黄昏」の演奏会形式上演自体は予定通り行われたのか。ライヴ録音が存在するならどのレーベルでも良いから出して欲しい。

ストラヴィンスキー:バレエ≪ペトルーシュカ≫ バルトーク:バレエ≪中国の不思議な役人≫/ドホナーニ指揮、ウィーンフィル

R. Strauss: Salome/ドホナーニ(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ショスタコーヴィチ: 交響曲第10番; ルトスワフスキ: 葬送音楽/クリーヴランド管弦楽団 クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)

ベートーヴェン(マーラー編): 弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」; ブラームス(シェーンベルク編): ピアノ四重奏曲第1番 / クリストフ・フォン・ドホナーニ, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団