アフターアワーズ

文化・社会トピック切抜き帖

2018/2「東京ピアノ爆団」第3回【ライヴハウス+クラシックDJ+超絶ピアノ演奏】

あのO.E.Tの代表が仕掛ける音楽爆弾!?

2017年2月にオーケストラ・アンサンブル東京(O.E.T)を結成、クラウドファンディングにより7月の結成公演を大成功させた指揮者の水野蒼生。彼については何度かブログで取り上げた。

choku-tn.hatenablog.com

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choku-tn.hatenablog.com一番上のリンク記事にある通り、水野は2016年2月から東京ピアノ爆団というイヴェントを主宰。2017年2月には第2回を成功させた。そして2018年2月、第3回の開催が決定。2月4日に過去2回、超満員となった吉祥寺スターパインズカフェ、さらに2月16日神戸の三宮クラブ月世界で行われる。

www.piano-bombs.tokyo

東京ピアノ爆団 - ホーム | Facebook

イヴェントのコンセプトはシンプルかつ画期的。「ライヴハウスの空間と雰囲気で中身100%のクラシックピアノ音楽の洪水に浸る」。通常のクラシックピアノリサイタルと異なり、飲食可、語らいもOK。一方繰り広げられるパフォーマンスはムード音楽的じゃなく濃くて緻密なクラシック音楽の粋の詰まった演奏。何せこれから日本のクラシック音楽シーンを彩るであろう3人+1人の逸材が揃うのだから。

三好駿は第1回から参加。日本の音楽人としては異例の論理派かつ知性派の才人ピアニスト。

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リンク記事の通り哲学者とスイスイ話せちゃう頭脳、人格の持ち主。将来はダニエル・バレンボイムかクリストフ・エッシェンバッハのように「音楽をする大人物」の予感。

高橋優介はフランス音楽の光沢と官能、ロシア音楽の極彩色を描かせたら天下一品。私は彼が高校生の頃、あるコンクールで弾くのを袖で聴いたがもう次元が違う。他の出場者は全員音楽止めたらいいと思ったほど。幸い順調に成長して大活躍中。

3人目の鶴久竜太だけは未体験のピアニスト。ジャズ、クラシックを股にかけ絵心もあるという異能。加山雄三もびっくりだ。公演告知の4コマ漫画をFacebookに掲載。

プラス1人は水野蒼生その人。「クラシカルDJ」としてクラシックの名曲リミックスを炸裂させる。

4人の若い才能の知性、感性、技能がスパークする夢の時間。飛び込む価値あり。

公演の詳細は公式ツイッターで。

twitter.com

※順不同・敬称略