アフターアワーズ

文化・社会トピック切抜き帖

お客様が「検討」ではなく「手を伸ばす」セールス【パーソナルトレーナー大谷侑暉さん】

ボトムアップ型セールス」のスキルを発信

皆さんが例えば家電を買うとき、タイプ①・②どちらの店員から買いたいだろうか。

①問い合わせた瞬間、商品に関する言葉の洪水を浴びせ、とにかく買って欲しいエネルギーハンパないタイプ。

②まず当方の興味・趣向、ニーズ(欲しいものや現在の生活に求めていること)を丁寧に聞き、その上でこういう商品があると解題してくれるタイプ。

十中八九のひとは②だろう。でも実際、市井に出ると①の店員、スタッフ、営業マンに出くわすことが殆ど。また現業の方の中には①をやれと言われて悶々となさっている方もいるはず。一方②は当方にとって「自ら選んだ」「これで理想の生活に近づく」気持ちが残っていいし、セールスした側も「お客様の生活をよくできた」という達成感を覚え、次のステップに生かせる。

①がお客様に買ってもらうための「トップダウン型」のセールスなら、

②は最終的にお客様がいわば自ら手を伸ばす形で売り上げが生まれる「ボトムアップ型」のセールス。この「ボトムアップ型」のセールスに必要なスキルの発信に取り組んでいるのが大谷侑暉さん

YUKI OTANI〜Official Blog 〜 | 「検討します!」をゼロにする販売戦略

自身の経験や葛藤から確立したセールススタイル、「ノークロージング」メゾッドを体系化し、ほぼ毎日多様な角度から発信中。大谷さんのブログはセールスのみならず、人づきあいや日常のコミュニケーションの充実に繋がる内容。

例えばこちらのスキル(ステップ)は

sales-closing.net

スピーチや講演に応用できる。

つまり①3点くらいにまとめて聞き手に話題を切り出し(質問と興味喚起)、②痛い話(軽い毒もしくは聴衆をイジる。綾小路きみまろを想像すると分かりやすい)と③持ち上げ(ご当地ネタなど)で場の空気に変化を与えながら話進めて、④最後にちょっと考えさせることを投げかけて締める、すると聴衆は考えながら帰るため内容が長く残り、「いいこと聞いちゃった!」とSNSなどを通じた拡散の可能性も高まる。

大谷さんはサイトやフェイスブック見れば分かるように華のある容貌でファッションセンス抜群。そこから生まれる発信はカラフルかつ洗練されている。新しいセールスの突破口を開きたい方はもちろん、人脈形成や話し方のヒントが欲しい方は一度覗き、読み込んではいかがでしょうか。