アフターアワーズ

文化・社会トピック切抜き帖

平成29年新春の富岡八幡宮の社報

宮司代務者」富岡長子は当時、どんな心境でこれを書いたのだろうか。f:id:choku_tn:20171225223643j:plain
4ヶ月後、富岡八幡宮神社本庁包括下を離れ、富岡長子は「宮司」と名乗った。そして正月を控えたいま、この世のひとではなくなった。
神社神道の側から言えば離脱していたおかげで横溝正史もビックリの事件に巻き込まれずに済み、ある意味良かった。一方で氏子崇敬者のことを思うと胸が痛む。嗣子が宮司として不適格と見なされた後、1度退いた先代が復帰、そして娘・長子を宮司代務者にした。こうした「たらい回し」から本来共同体の保全のためにある神社の持つ「公共性」が揺らぎ、かくも凄惨な結果に至った気がする。やはり神様は見ておられるのだ。
※敬称略。富岡八幡宮は現在、包括下の時から権宮司の地位にあった人物を宮司代務者としている。