アフターアワーズ

文化・社会トピック切抜き帖

日本に24時間レースが定着することを願う【半世紀ぶりの富士24時間】

6月2日から3日にかけてスーパー耐久シリーズの第3戦として富士スピードウェイで24時間レースが行われた。日本国内での24時間レース開催は2008年の十勝以来10年ぶり、富士においては半世紀ぶりのこと。好天に恵まれ、花火の打ち上げもあるなかテント組を含めて多くの観衆が集い、J-SPORTSの生中継とインターネットの動画配信があった。

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スーパー耐久のシリーズ参戦チーム・ドライバーに助っ人ドライバーの加わった豪華な顔ぶれが揃い、第1回としては上々の内容。世界には86回を数えるル・マン、70回のスパ、56回のデイトナ、46回のニュルブルクリンクなど長い歴史を持つ24時間レースが複数ある。また近年ではドバイのレースが定着した。

日本は先進自動車工業国でモータースポーツ受容の歴史も非欧米圏では破格に長いのに24時間レースが定着しないのは残念を通り越して恥ずかしい。自動車業界、レース関係者が一丸となって24時間レースの歴史が続くように全力を傾注すること。