アフターアワーズ

文化・社会トピック切抜き帖

前代未聞の常軌を逸した事件

日本ゴルフツアー機構主催の旗艦イヴェントのプロアマ戦で「片山晋呉選手の振る舞いにフォアサムのうちのゲスト1名が怒り途中離脱」という驚くべき事態が起きていた。

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記事を読む限り、片山選手の行動や言動に配慮に欠けた部分があったのは確かなようだ。一方でプレーを止めて引き上げ、怒声まで発するのは尋常じゃない。しかも信じがたいことにこのゲストは自ら希望して片山選手とのラウンドを希望したという。もしプロアマに招待されたとして片山選手と組みたいとは絶対思わないが。

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確かにレギュラーツアーはあくなき技術の追求とパワーで緻密かつ迫力あるプレーを見せるのが第一。アマチュア相手のサーヴィスが苦手な選手もいるだろう。かつてトップ選手は殆どプロアマ欠席だった。とはいえ、40代半ばの永久シード選手がゲストを怒らせたのはあまりにまずい。

女子ツアーやシニアツアーのもてなし上手ぶりが評判の状況を考えれば、レギュラーも考えていく必要があるし、事実改める動きが出ていた。その矢先の事件。経緯はともかく各々のツアープレーヤーがしっかりスポンサー、ゲストとの向き合い方を振り返る機会にすること。