アフターアワーズ

文化・社会トピック切抜き帖

『読売日本交響楽団創立50周年記念誌』(2012年刊行)

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ずっと気になっていたがようやっと借り出してパラパラ。貴重な写真はあるものの所々記述が不正確。例えばマゼールが初めて振った日本のオーケストラは読響とされているが実際は東京交響楽団。また1963年の近衞秀麿、1981年のドラティ客演に本文で全く触れていない。後者については片倉康行氏がコラムでフォローしている。#読売日本交響楽団 #本 #創立50周年 #2012年 #記念誌 #cd付き #期待はずれ
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ちょっとビックリしたのは若杉弘のこと。1965年から1975年にかけて専属指揮者・常任指揮者として347回も指揮したがその後は最晩年の2007年6月28日のたった1回だけ。幸い聴くことができた。何故32年間共演しなかったのか。いわゆる「小澤事件」に起因する小澤征爾N響の絶縁期間並みの長さだが誰も全く追求しない。
シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団/ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ、フランク:交響曲ニ短調
スクロヴァチェフスキ、読響/ベートーヴェン:交響曲第3番、第4番、第5番他
ゲルト・アルブレヒト、読響/ブラームス:交響曲第1番、 悲劇的序曲、 大学祝典序曲
若杉弘、読響/團伊玖磨:オペラ『夕鶴』(全曲)
ジャン=ピエール・ランパル(フルート)、ウィリー・シュタイナー指揮、読売日本交響楽団/モーツァルト:フルート協奏曲第1番・第2番