アフターアワーズ

文化・社会トピック切抜き帖

8/23「東京ピアノ爆団」@吉祥寺【奇跡の夜、再び燃え上がる】

超絶技巧の剛速球ピアノ演奏をライヴハウスで盛り上がりながら味わう。それが指揮者・クラシカルDJの水野蒼生が主宰する魅惑の時間「東京ピアノ爆団」。既に3回を数え、2018年2月には関西進出も成功させた。

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コンサートの最大の特徴は会場と雰囲気のみブロークンで繰り広げられる音楽は安手のムード音楽やクロスオーヴァーじゃない、正面突破のクラシック。思い思いの感じ方でピアニストのパフォーマンスを楽しめる。いま一番ホットかつ贅沢なコンサート。

今回の目玉は高橋優介と三好駿の4手連弾によるリヒャルト・シュトラウス交響詩ツァラトゥストラかく語りき」。スタンリー・キューブリックの傑作映画「2001年宇宙の旅」で冒頭が使われて有名になったが実は作品の妙味は後半の神秘的で官能の香り漂う音楽にこそある。ピアノなら細かい音の絡みがよく見えてゾクゾクするはず。


R.Strauss: "Also sprach Zarathustra" / Maazel BRSO (1996 Movie Live)

もちろん恒例、水野蒼生によるクラシカルミックスも!名門ドイツグラモフォンからミックスアルバムのリリースが決まった彼の振りまく音のシャワーを間近で浴びる絶好の機会。

何か面白いもの聴きたいと悶々としている全ての音楽好き、必聴の一夜!

Aoi Mizuno/Millennials -We Will Classic You-