アフターアワーズ

文化・社会トピック切抜き帖

バーンスタイン作曲・指揮「チチェスター詩篇」(1965)

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還暦を記念したアルバム。この時期のバーンスタインには舞台作品の失敗、夫人との別居から永遠の別離による終幕と殆どいいことがなかった。三浦淳史さんがライナーノーツで別居の理由を「天才のライフスタイル」としているのは奥ゆかしい。チチェスター詩篇はバーンスタインのクラシック畑の作品で数少ない傑作。#バーンスタイン #レナードバーンスタイン #ソングフェスト #チチェスター詩篇 #ワシントンナショナル交響楽団 #イスラエルフィルハーモニー管弦楽団 #クラシック音楽 #cd #1970年代 #ユニバーサルクラシック #ドイツグラモフォン

レナード・バーンスタインがいわゆる「クラシック音楽」として書いた作品の殆どは正直言って凡打の山。2018年にあちこちで演奏された交響曲第2番「不安の時代」は声楽が要らず、ピアノ協奏曲風の作りで取り上げやすかったのだろうが、長くて中途半端な内容で名前を伏せて聴いたら「大したことない作曲家の大したことない作品」と受け止められるはず。大体真に優れたもの、例えばラフマニノフストラヴィンスキーの作品はアニバーサリーとか関係なく演奏、録音されている。バーンスタインクラシック音楽作品でそれに近いのは「チチェスター詩篇」やヴァイオリンと管弦楽のためのセレナードくらい。

バーンスタイン:≪ウエスト・サイド・ストーリー≫≪オン・ザ・タウン≫≪キャンディード≫(抜粋)/セレナード/チチェスター詩篇、他全7曲

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レナード・バーンスタイン 生誕100年 20世紀感動派~バーンスタインの音楽