1943年11月14日、レナード・バーンスタインがブルーノ・ワルターの代役としてニューヨーク・フィルハーモニックでデビューした時のメイン曲目が「ドン・キホーテ」。後年自らホストを務めた「ヤング・ピープルズ・コンサート」でも取り上げた。上記画像のセッション録音は盛り上がりでスローダウンを効果的に使う。ソロ2人より打ち物が際立つのは御愛嬌。
バーンスタイン/R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」&祝典前奏曲他<期間生産限定盤>
バーンスタイン/R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」他<期間生産限定盤>
レナード・バーンスタイン/【SACDハイブリッド】R.シュトラウス:ばらの騎士(全曲)
【Blu-ray Disc】バーンスタイン: ヤング・ピープルズ・コンサート Vol.1
ドイツ・グラモフォンのレコーディングではカラヤン、ベームの存在が重かったかシュトラウス録音はカバリェとの1枚のみ。マーラー同様作曲・指揮両方で名を成したシュトラウス。やはり作曲家、指揮者として八面六臂だったバーンスタインにとって「そそられる」レパートリーと思うのだが少なくとも録音上はマーラーほどの存在感はない。ヨーロッパのオーケストラともう1曲、2曲何か聴きたかったところ。