2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
20年以上前、イ・ムジチの来日公演で椅子から落ちるほどこれがトラウマになり、10年以上ヴィヴァルディをまともに聴けなかった。 youtu.be 2010年、黒澤明監督の映画「まあただよ」を新文芸坐で見た時、背後に流れるヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集作…
日本における改革の実現や大きな外交成果達成は保守安定政権で周到な準備した場合が殆ど。早期講和、社会保険、安保改定、日韓国交回復、沖縄返還、日中国交正常化、三公団・公社民営化、全てそう。革新勢力が騒いで実現したことなど皆無に近い。革新のひと…
「爆団」の中身を少し解剖 指揮者・水野蒼生が2016年から主宰し過去2回大成功を収めた自由に楽しめる超一級ピアノライヴ「東京ピアノ爆団」の第3回が2018年2月、東京(2月4日)と神戸(2月16日)で開催。以前ブログでその概要を記した。 choku-tn.hatenablog.…
約四半世紀前、小学校高学年の頃、国語や英語の時間に大人用の辞書の引き方を教わった。当時双方の科目の先生が同じことを仰った。 辞書はなるべく新しいものを使った方がいい。但し、新しい版が出た時にすぐ飛びつくのは良くない。どうしても新しい版には間…
公共交通機関の役割は乗客を安全にしかも定時運行で輸送すること。他のサービスはこれが100%できた上で考えるのが当然。電車の遅延があちこちで常態化しているいま、下記のような遊びにかまけるなど言語道断。そんなカネがあるなら施設の構造改革を進め、多…
GLAY、SOPHIA、T.M.Revolution、Acid Black Cherry、Alice Nine(A9)
30年前の1988年、初めてF1世界選手権を1シーズン通してテレビ観戦した。そこからの数年間、頭の中の過半はF1のことが常にグルグルしていた。F1に夢中となる出発点だった1988年シーズンの記憶は未だに思い出すたびに胸がジーンとする。 ①第7戦フランスグラン…
安倍内閣は内政、外交ともに各論(対症療法)を次々と繰り出して一定の成果をあげるのがうまい反面、安定した政権基盤を持ちながら物事の根っこの改革や再構築には消極的なのが特徴。 23日に小野寺防衛大臣が正式表明した防衛大綱の見直しもしかり。 www.asa…
1980年(昭和55年)生まれの私は1月14日に81歳で逝去した夏木陽介氏が青春スターだった時代や出演作を知らない。 初めて夏木氏を知ったのは1989年、「パリダカ」として知られる「パリ-ダカールラリー」の総集編をフジテレビで見たとき。 最初カッコいいクル…
2014年以来毎年1月にJ.S.バッハのゴルトベルク変奏曲を弾くコンサートを開いているピアニスト髙橋望。2年目の2015年のライヴ録音盤が「レコード芸術」準特選など高い評価を獲得。以降バッハの第一人者として全国各地でレクチャーを開催、多くの好楽家に親し…
かつて日本テレビ系のクイズ番組「マジカル頭脳パワー」の解答者としておなじみだった政治評論家の俵孝太郎氏はクラシック音楽好きの顔も持つ。ベートーヴェンの交響曲全集や日本人演奏家の音源の熱心な収集で知られ、タワーレコードの隔月刊フリーマガジン…
2017年4月、1994年に朝比奈隆指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団が行ったベートーヴェンのオペラ「フィデリオ」公演のライヴ録音(抜粋、11月29日・12月1日収録)が初めて発売された。実相寺昭雄が演出し、寺田農の語りを加えたセミステージ公演は当時賛否…
①日本フィルハーモニー交響楽団〔第4番〕、東京交響楽団〔第7番〕、大阪フィルハーモニー交響楽団〔第8番〕、新日本フィルハーモニー交響楽団〔序曲ト短調〕(Tower Records Victor Heritage Collection)(Global Culture Agency X TOWER RECORDS〔SACDシン…
1972年6月5日と6日、フェスティバルホール(大阪)で行われた大阪フィル第100回定期演奏会のライヴ録音。 別名「千人の交響曲」。本演奏では実際に千人以上の出演者がステージに上がった。元毎日新聞記者の白石裕史氏が1997年発行の『大阪フィルハーモニー交…
2002年4月、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(1923-2017)はNHK交響楽団に客演、ブルックナー:交響曲第4番(4月10日)と第9番(4月4日)を指揮した。ともに当日足を運んだ聴衆、放送で接した人々の語り種となってきたが2018年1月、両曲のライヴ録音がつい…
2018年野球殿堂入り表彰者の発表と伝達式が15日、野球体育博物館で行われた。 プレーヤー部門は松井秀喜氏と金本知憲氏、エキスパート部門は原辰徳氏が選出。 奇しくも今月逝去した星野仙一氏と球歴で交わった金本、原両氏が揃って選ばれた。 金本氏は言うま…
ジャパンゴルフツアー通算93勝のジャンボこと尾崎将司(1947-)がジュニアゴルファー向けのレッスン会を行った。スポーツ新聞やゴルフ雑誌のネット版の報道によれば、書類選考で選んだ29人の小学生から高校生のゴルファーに対し、2人の弟とともに打席の後ろ…
2018年が生誕100年、没後30年のヘンリク・シェリング(1918-1988)はレコード時代から日本のクラシック音楽ファンの支持を集めてきたヴァイオリニスト。シュミット=イッセルシュテットとのベートーヴェンの協奏曲、ヘブラーとのベートーヴェン、モーツァルト…
エストニアはIT先進国でNATOのサイバー防衛の拠点が置かれている。サイバー空間の安全保障政策が未だ不十分な日本にとってエストニアとの関係深化は重要。昨年の欧州歴訪時にもエストニア訪問が予定されたが九州北部豪雨対応のためキャンセルした。ようやく…
先日テレビ放送された「プロ野球総選挙」で歴代No.1投手に大谷翔平が選ばれたという。笑止千万な話。まだキャリアの発展途上にある選手を日本プロ野球80年の歴史を作ってきた偉人たちの上に置くなどあり得ない。投票した連中、番組制作者のいずれもが歴史を…
2017年12月20日に外務省が公開した外交文書ファイルのうち、最も興味をひかれたのは1986年11月、中曾根康弘首相が訪中、失脚2ヶ月前の故耀邦総書記と行った日中首脳会談の記録。 http://www.sankei.com/smp/politics/news/171220/plt1712200040-s1.html 私は…
1972年8月19日、田中角栄首相はアメリカの国家安全保障担当補佐官ヘンリー・キッシンジャー博士と会談した。来日にあたって田中首相との会談を望んだキッシンジャー博士だが、当初首相は「なぜ一国の首相が補佐官と差しで会談しなきゃいけないのか」と難色を…
2017年7月に結成公演を大成功させた指揮者・水野蒼生率いるオーケストラO.E.Tが2018年再始動。それに伴い2月25日、室内楽の別動隊「Salon」をスタートさせる。 ベルリンフィルやウィーンフィルはいずれもメンバーによる室内楽活動を盛んに行っている。個々の…
星野仙一氏は1986年秋、ドラゴンズ監督に就任直後、ロッテとの契約更改交渉が拗れていた落合博満を獲得するよう球団に強く求めた。星野氏の回想によれば戦力として落合がぜひ欲しかったわけではなく、「もし巨人に取られたらウチは当分優勝できない」と考え…
1月4日に70歳で逝去した星野仙一氏は「巨人」に特別な思いを抱き続ける野球人生だった。 現役時代は巨人キラーとして活躍。「燃える男」のイメイジを纏いながら、実は緩い球を効果的に交える冷静巧妙な投球でONのタイミングを狂わせた。通算146勝のうち35勝…
今日、YouTubeでビックリ映像を発見。 youtu.beサヴァリッシュ指揮、ウィーン交響楽団のモーツァルトの交響曲K.551。引き締まった運びのなかに細かい揺れの入る好演だが暫く経つと驚倒。何と舞台上でバレエが始まるのだ。しかも会場は日本武道館!1991年9月…
2008年から末日聖徒キリスト教会(モルモン教)の第16代プレジデント(大管長)を務めていたトーマス・S・モンソン氏が2日に逝去。90歳だった。 私はもちろんモルモン教徒ではないし、周りに教徒もいないが2つの理由によりちょっと関心はある。 1つ目は往年…
今週のお題「2018年の抱負」 「目標、思考にこだわらず、まず実践」
1987年日本グランプリをきっかけに約30年間、F1世界選手権をテレビ観戦した。今は興味が薄らぎ、結果をチェックする程度になったが、1988年から1993年までの6シーズン、私はF1にドップリはまっていた。 ここ数年の癒しの時間はYouTubeでその時期F1の動画を見…
あけましておめでとうございます。 2017年6月末から初めて半年余り、昨年中お読み下さった全ての皆様に感謝します。本年も御高覧頂ければ幸いです。1月1日といえばウィーン・フィルハーモニー管弦楽団恒例のニューイヤーコンサート。幾多の名指揮者が登板し…