アフターアワーズ

文化・社会トピック切抜き帖

2021-01-01から1年間の記事一覧

【My favorite things special】2021年クラシックCD私的ベスト10

今週のお題「買ってよかった2021」 本年もたくさんの方々に御覧頂き、ありがとうございました。これからもクラシック音楽をはじめとする文化全般について皆さんの想像を喚起する発信ができればと存じます。どうか皆様、よいお年をお迎え下さい。 さて今回は…

第75回読書週間(10月27日~11月9日)に読んだ本

1947年(昭和22年)から始まった読書週間。毎年カレンダーで何となく目に留まったが改めて調べると主催者のサイトを発見。 www.dokusyo.or.jp 現在の文化の日(11月3日)を挟んだ2週間と定められたのは第2回からで開始日の10月27日は「文字・活字文化の日」に…

8月20日(金)坂入健司郎指揮、名古屋フィル、堀江裕介〔サクソフォン〕【行き届いた配慮から生まれた感動】

View this post on Instagram A post shared by Tadashi Nakagawa (@choku_nakagawa) ボロディンは比較的エッジのきいた骨格によるすっきりした運びであくまで外からの視点の異世界が浮かんで消える音楽だということを的確に反映した。管楽器の音の通し方、…

【CDレビュー】ハイメ・ラレード〔ヴァイオリン/ヴィオラ〕80歳記念ボックス

View this post on Instagram A post shared by Tadashi Nakagawa (@choku_nakagawa) 先般日本人ピアニストの入賞で話題を呼んだエリザベート王妃国際音楽コンクールは毎年ピアノ、ヴァイオリン、チェロ(2017年に作曲部門が廃止されて代わりに導入)、声楽…

※7月7日まで※現代印象派画家KOH展覧会【研ぎ澄まされた新境地】

View this post on Instagram A post shared by Tadashi Nakagawa (@choku_nakagawa) 光の束が軸の陰影と奥行きのある画風で評価を高めている現代印象派画家KOHについては何度か本ブログで取り上げた。 choku-tn.hatenablog.com 6月18日~7月7日まで自由が丘…

※追記あり※務川慧悟と阪田知樹【エリザベート王妃国際音楽コンクールファイナリスト】

現在開催中のエリザベート王妃国際音楽コンクール(ブリュッセル)ピアノ部門で2名の日本人ピアニスト、務川慧悟と阪田知樹がファイナリスト(計6人)に選ばれた。ともに国際コンクール入賞もしくは優勝歴を持ち、国内外での演奏経験も豊富なので上位入賞や…

安田猛さんを悼む【スコアラーによる「快挙」達成】

View this post on Instagram A post shared by Tadashi Nakagawa (@choku_nakagawa) 1970年代のヤクルトスワローズの主力投手で引退後はコーチやスコアラーも務めた安田猛さんが2月20日に逝去、73歳だった。「ペンギン投法」と呼ばれたテイクバックの小さい…

【ディスクレビュー】ムーティ指揮、ウィーンフィル:ニューイヤー・コンサート2021

かつて石原愼太郎氏は環境庁長官時代に「新聞でボツになった記事が赤旗に載る」と発言し、産経新聞以外の全新聞社が記者会見をボイコットする事態に発展した。実際にそんなことがあるのかはともかく、下記レビューは当方がある媒体から依頼されて執筆したが…

1/13「音と言葉の間」【3人の賢者が響き合わせた音楽と書】

View this post on Instagram A post shared by Tadashi Nakagawa (@choku_nakagawa) View this post on Instagram A post shared by Tadashi Nakagawa (@choku_nakagawa) 音楽と書道パフォーマンスの融合自体は類例がありそうだが大体単発で彼らのように定…

【コラム掲載】「東大王」鈴木光さんとクラシックCD

View this post on Instagram A post shared by Tadashi Nakagawa (@choku_nakagawa) フリーマガジン「intoxicate」#149に掲載したコラムがネット掲載され、早々と多くの方に御覧頂いている。嬉しくありがたい話。 mikiki.tokyo.jp 筆者が推薦したセルの東京…

【謹賀新年:My favorite things special】2020年クラシックCD私的ベスト10

あけましておめでとうございます。昨年もたくさんの方々に御覧頂き、ありがとうございました。少しでもクラシック音楽をはじめとする文化全般について皆さんの想像を喚起する発信ができればと存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。 さて2021年(令和3…