現在開催中のエリザベート王妃国際音楽コンクール(ブリュッセル)ピアノ部門で2名の日本人ピアニスト、務川慧悟と阪田知樹がファイナリスト(計6人)に選ばれた。ともに国際コンクール入賞もしくは優勝歴を持ち、国内外での演奏経験も豊富なので上位入賞や優勝が十分ありうる。過去このコンクールのピアノ部門日本人最高位は1987年大会の若林顕の2位。
筆者は幸運にも割と早く2人の存在を知ることができ、本ブログや他のweb媒体で2人の演奏会や録音について書いてきた。いくつか御紹介する。
務川慧悟
①海外デビュー盤のレビュー
②ALM Records(コジマ録音)のアルバムのレビュー
阪田知樹
①2019年2月11日のオールリストプログラムリサイタルの感想
②同年1月16日のハクジュホールリサイタルの感想
2021エリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門ファイナルは現地5月24日~5月29日に行われ、各日1名ずつが協奏曲を1曲演奏する。阪田知樹は現地5月25日にブラームスのピアノ協奏曲第2番、務川慧悟は現地5月26日にプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番を弾く。
こちらの公式サイトでライヴ配信並びにここまでの演奏を見られる。
【追記】
務川慧悟は第3位、阪田知樹は第4位入賞だった。
※文中順不同・敬称略