アフターアワーズ

山椒系ちょくの切り抜き帖

M.エルマンの弾くベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲【「オレ流」を通せた時代】

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クラシック版「笑ってはいけない」。ヴァイオリンでこんな音の曲げ伸ばしをやるなんて。カデンツァは古老の小咄。平然とバックを構築するショルティは大したタマ。#エルマン #ショルティ #ベートーヴェン #ヴァイオリン協奏曲 #クラシック音楽 #ユニバーサルクラシックス #eloquence #decca #セッション録音 #融通無碍 #笑ってはいけない #elman #solti #自作カデンツァ #classicalmusic

現在なら絶対出てこないアプローチ。演奏家のタイプ云々より同時に時代、情報量の違いからくるもの。
いまのアーティストは単にスコアをひとり読み進めるのみならず、ネット含めて音楽学や演奏様式の趨勢などたくさんの情報に接した結果も踏まえ、表現の練度を緻密にあげていく。新しい表現スタイルを探求する一方、様式美への意識は自然と備わる。
エルマンの時代状況だと自身の聴ける範囲の情報しかないので、自らがこうだと思ったのをそのまま伸び伸びやれる。「もしかして変かなあ」と感じることは無いし。みんなが「オレ流」を通し合っていたある意味幸せな時代。

ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)/ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲

ミッシャ・エルマンの芸術 VOL.2

美空ひばり×小椋佳の綴った心の旅【没後30年に寄せて】

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小椋佳氏が失恋した男性の旅という設定で4月から3月までの1年間を描いたいわば連作歌曲集。美空ひばりはとりわけ詩を気に入ったという。しっとり心を濡らす歌。#美空ひばり #旅ひととせ #紫陽花 #日本コロムビア #小椋佳 #セッション録音 #歌謡曲 #spotify #没後30年

美空ひばりは「日本の歌を歌い続ける」とことある度に語った。特定のジャンルやタイプで括らず「歌はみな親戚」と言う懐の深さ。晩年自ら望み慈しんで歌った、小椋佳の書き下ろした日本の風土とそこに映る孤独な個人の心を掬い取った12曲。同じコンビの「愛燦燦」の陰でひっそり咲くひつじ草。

6月24日、昭和の大歌手は没後30年を迎える。いわゆる超名曲以外の裃を脱いで歌った作品もまた格別の味。

2019年もプロ野球を彩るフジファブリック【"overwrite"】

https://www.instagram.com/p/Byc8v8sFehf/ 今年もJ-SPORTSプロ野球中継のテーマ曲はフジファブリック。#フジファブリック #オーバーライト #overwrite #sonymusic #spotify #jpop #jsports #プロ野球中継 #テーマソング

J-SPORTSプロ野球中継が始まり、フジファブリックの歌が流れると心弾む。10年前のWBC中継に始まり曲折を経てアーチのかかった縁だけに続いて欲しい。

choku-tn.hatenablog.com

FAB BOX III [2DVD+グッズ+PHOTO BOOK]<完全生産限定盤>

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コヴァセヴィッチ〔ピアノ〕/バルトーク:ピアノ協奏曲【原稿作成が捗る曲!?】

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1番、2番の面白さ、カラフルな魅力を教わった。コヴァセヴィッチの名前にビショップがついていた頃。こちらの俵氏の著作で早くから知っていたが最近初めて聴いた音源。https://www.instagram.com/p/BgMAtgTnG-s/?igshid=maubqg12vd41 #バルトーク #ピアノ協奏曲 #デイヴィス #colindavis #コヴァセヴィッチ #kovacevich #classicalmusic #クラシック音楽 #bartok #セッション録音 #spotify #philips #ユニバーサルクラシックス #bbcso #lso

上の投稿で言及した俵氏の著作は↓

https://www.instagram.com/p/BgMAtgTnG-s/

唯一持っているディスクガイド。シューベルト「冬の旅」への思い入れ、邦人演奏家のレア盤の話などすっきりした切り口で。何と古澤巌まで出てくる。#俵孝太郎 #マジカル頭脳パワー #意外な趣味 #読書 #クラシック音楽 #jクラシック #政治評論家 #夜のヒットスタジオ

原稿をタイプする際のBGMとして不思議にリズムが合う曲らしい。まだ試していない。

Sir Colin Davis - The Philips Years

バルトーク:ピアノ協奏曲全集/アンドラーシュ・シフ(ピアノ) イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブタペスト祝祭管弦楽団

C.von.ドホナーニ指揮、クリーヴランド管弦楽団/ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」【未完の名盤】

https://www.instagram.com/p/BySyY_MFN5t/

橋のかかる場面で実際の雷鳴音をインサート。各パートを極薄の刃に研ぎ、スコアの外科手術。臓器の働きや血流までよく見えること。歌手の声の演技も上々。#ラインの黄金 #効果音 #ドホナーニ #クリーヴランド管弦楽団 #decca #セッション録音 #ユニバーサルクラシックス #ワーグナー #ニーベルングの指環 #ニーベルンクの指環 #指環 #楽劇 #クラシック音楽 #classicalmusic #spotify

https://www.instagram.com/p/ByS3KodlCy1/

シュナウトのブリュンヒルデが美しい。気持ちの襞を丹念にフォローする声の演技は聴き手の想像力を呼び覚ます。舞台なんて不要。クリーヴランド管弦楽団の弦と管のカミソリの切れ味は破格で各パートひとりみたいにスコアを射抜く。エネルギーの盛り上がりすら精密機械。続きが無いのは残念。#ドホナーニ #クリーヴランド管弦楽団 #ワーグナー #楽劇 #ワルキューレ #セッション録音 #ガブリエレシュナウト #decca #クラシック音楽 #classicalmusic

ドホナーニは各パートを徹底的に薄く研いでメスの刃に仕立て、スコアを開腹手術する。分析とか治療よりとにかく見せる行為にパッションを燃やし、開けた結果は調整せずにガチで突きつける。このアプローチが面白い結果を生んだレパートリーはメンデルスゾーンワーグナー、リヒャルト・シュトラウスバルトーク、近現代。消化して表現できたオーケストラはクリーヴランド管弦楽団ウィーンフィルハーモニー管弦楽団。本来後者は「円運動」志向の楽団なのでドホナーニの美学(?)と対立するが、それまでも人体組織の中に織り込んで孕ませる指揮者の判定勝ち。

もしドホナーニ指揮、クリーヴランド管弦楽団の「指環」全曲録音(演奏会形式上演を行った後にセッションを組んだ)が完成していたら朝比奈隆のそれと並び立つ、音楽的には対極のユニークな1組になっていた。「ジークフリート」「神々の黄昏」の演奏会形式上演自体は予定通り行われたのか。ライヴ録音が存在するならどのレーベルでも良いから出して欲しい。

ストラヴィンスキー:バレエ≪ペトルーシュカ≫ バルトーク:バレエ≪中国の不思議な役人≫/ドホナーニ指揮、ウィーンフィル

R. Strauss: Salome/ドホナーニ(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ショスタコーヴィチ: 交響曲第10番; ルトスワフスキ: 葬送音楽/クリーヴランド管弦楽団 クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)

ベートーヴェン(マーラー編): 弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」; ブラームス(シェーンベルク編): ピアノ四重奏曲第1番 / クリストフ・フォン・ドホナーニ, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

朝比奈隆指揮のワーグナー「指環」【時を経てますます重みが増す壮挙】

朝比奈隆指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団/ワーグナー:楽劇「ニーベルンクの指環」全曲(山野楽器)1984年~1987年に1作ずつ行われた演奏会形式公演のライヴ録音。オール日本人キャスト、スコアの指定通りの楽器編成による。もちろん原語(ドイツ語)。朝比奈隆が形作る彫りの深い稜線の響きを軸にじっくり描かれたワーグナー。歌手も最善を尽くしている。永遠に色褪せない一大事業。日本人指揮者の指環全曲録音は今のところ空前絶後。#朝比奈隆 #新日本フィルハーモニー交響楽団 #ワーグナー #楽劇 #ニーベルンクの指環 #指環 #richardwagner #山野楽器 #クラシック音楽 #cd #空前絶後 #偉業 #ライヴ録音 #classicalmusic #wagner #cd紹介 #音源紹介

上記チクルス完結から30余年、日本のオーケストラの実力は上がり、一応オペラハウス(新国立劇場)もできた。しかし日本人指揮者もしくは日本のオーケストラ・歌劇団体による「指環」のCD・DVDは1セットすら出てきていない。悲しく情けない話。裏を返せば1980年代半ばの新日本フィルの実行力に敬服する。

ワーグナー:ニーベルングの指環 全曲<タワーレコード限定> 朝比奈隆

ワーグナー名演集 朝比奈隆、大阪フィルハーモニー交響楽団

ワーグナー: 前奏曲と聖金曜日の音楽(パルジファルより)朝比奈隆(指揮)、東京都交響楽団

朝比奈隆(指揮)、大阪フィルハーモニー交響楽団/ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1 幕への前奏曲

没後5年ゲルト・アルブレヒト【読響躍進の貢献者:1935-2014】

ゲルト・アルブレヒト指揮、読売日本交響楽団/マーラー:交響曲第9番(非売品)1997年12月13日、サントリーホールにおけるライヴ録音。速いテンポで研ぎ澄まされた、熱の孕む響き。作品の緊密感を強靭に打ち出す。平成の後半、大きく躍進した読響、ここから始まった。#マーラー #交響曲第9番 #ゲルトアルブレヒト #ライヴ録音 #音源紹介 #cd紹介 #クラシック音楽 #読売日本交響楽団 #読響 #cd #非売品 #動画 #自主制作盤

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硬く締めたサウンドでスパッと一刀両断。フィナーレのコーダ、最後の最後にプッシュかけて重いアッパーが入るのにドッキリ。#ブルックナー #ロマンティック #交響曲第4番 #読売日本交響楽団 #読響 #ゲルトアルブレヒト #アルブレヒト #ライヴ録音 #クラシック音楽 #大穴 #cd #自主制作盤 #2000年 #非売品

https://www.instagram.com/p/BrN2WrDn4Ln/

激しい音の突っ張りを絞り込んだ響きに封じ込めるアプローチ。キリキリした輪郭から作曲者の魂の屈折がチラリ。読響のアンサンブルはかなり高いレヴェル。#ゲルトアルブレヒト #アルブレヒト #読売日本交響楽団 #cd #ライヴ録音 #クラシック音楽 #ドヴォルザーク #新世界より #野鳩 #謝肉祭 #自主制作盤 #2004年 #交響曲第9番 #交響詩 #非売品

1998年(平成10年)4月、読売日本交響楽団常任指揮者(2007年3月まで)に就いたゲルト・アルブレヒトベートーヴェンブラームス交響曲全集レコーディング、先方からの招待による欧州公演、ヘンツェ作品を始めとする現代作品の初演、ワーグナーヤナーチェク(演奏会形式)のオペラ公演などの実績をあげた。またテンシュテット治世のロンドンフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターだったデヴィッド・ノーランが入ったことで弦楽器の演奏能力が精度、量感の両面で向上。アルブレヒト効果と内なる改革で読売日本交響楽団はオーケストラとしての方向性が明確になり、音楽ファンからの支持が大きくなった。その流れは後継のスクロヴァチェフスキ、カンブルランが拡大再生産、平成後期は「読響躍進」の時代だった。

※本稿執筆にあたり元読売日本交響楽団ヴィオラ奏者の清水潤一氏への書面インタビューを行った。清水氏の御協力に心から感謝申し上げる。なお清水氏のインタビュー内容詳細は今後ブログに掲載予定。

マーラー:交響曲第9番/シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

メシアン:歌劇《アッシジの聖フランチェスコ》/シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ベルリオーズ:愛の情景~劇的交響曲≪ロミオとジュリエット≫より/スクロヴァチェフスキ、読売日本交響楽団

マーラー:交響曲第5番/ゲルト・アルブレヒト、読売日本交響楽団