アフターアワーズ

山椒系ちょくの切り抜き帖

プラハのサヴァリッシュ(Supraphon)【情熱と劇性を秘めた超有能管理者】

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チェコフィルを厳しく引き締め、速めのテンポ。シャープで立体感のある美麗な音楽。時折ふっと緩めるのが粋。品は崩さず鳴り物、打ち物を結構ワイルドに入れてくるのも面白い。N響に来た時とは別人の趣。4つの演奏会の音源が軸で殆どは本ボックスが初発売。聴きやすい音質。#サヴァリッシュ #チェコフィル #ライヴ録音 #スプラフォン #モーツァルト #交響曲第40番 #ジュピター #ドヴォルザーク #自然の王国で #ベートーヴェン #田園 #ヤナーチェク #グラゴルミサ #マルティヌー #メンデルスゾーン #讃歌 #cd #クラシック音楽

2013年のサヴァリッシュ逝去直後、スプラフォンから登場したライヴ録音集。ドヴォルザークの序曲「自然の王国で」のみ1990年代後半にプラハレーベルで出ていた。主な内容は以下の通り。

  1. モーツァルト(CD1;1980年6月20日
  2. マルティヌー:交響曲第4番〔CD5〕&ベートーヴェン:交響曲第6番〔CD2〕(1975年10月16日)
  3. メンデルスゾーン:交響曲第2番(1975年10月23日)
  4. ドヴォルザーク〔CD5〕、マルティヌー:戦場のミサ、ヤナーチェク:グラゴル・ミサ〔CD4〕(1972年12月1日)

割合固まった時期の音源を上手にセレクトしており、しかもドイツ、オーストリア音楽とチェコ系のバランスも良い。制作者の慧眼が覗える。サヴァリッシュの基本姿勢は手綱をきっちり握った上で山場になるとちょっと動かす。端正な佇まいの中で仕掛けるのでインパクト大。N響を振る時はオーケストラと聴衆が望む、要領のいい真面目指揮者の顔しか見せなかったサヴァリッシュ。本ボックスでは作品のドラマをとらえ、音楽的に踏み込んでいく情熱家の一面がにじむ。

Wolfgang Sawallisch in Prague

モーツァルト:4大交響曲集/ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団