アフターアワーズ

文化・社会トピック切抜き帖

2022年9月23日/角田鋼亮指揮、セントラル愛知交響楽団【演奏以外で大波乱】

 
 
 
 
 
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A post shared by NAKAGAWA Tadashi(中川 直) (@choku_nakagawa)

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名古屋在住の若い友人(大学院生)の存在に背中を押され、朝比奈隆:大阪フィルの愛知芸術劇場公演以来、23年ぶりにコンサートで名古屋遠征した。

上記投稿の通り、演奏内容は申し分なし。角田鋼亮のプレトークも簡潔に作品のさわりを説明し、ソリストとの縁、オーケストラのアピールまで押さえた上々の内容。

しかし、会場の三井住友海上しらかわホールで困った点が2つ。

①2階の最前列を取ったが客席前の柵の上にアクリル板が設置されていた。こんなホール初めて。コンサートで板越しにアーティストを見る羽目になろうとは。

②ホール内に飲み物の自販機が1台もない。当日は後述するように大雨だったが、わざわざ休憩時間に傘をラックから取ってコンビニへ行った。

このホールは2024年2月末に閉館するが、いますぐなくなっていい。上記のように利用者を愚弄する作りだから誰も使わず、経営が成り立たないのだ。感染症禍とは別の次元の問題を抱えた欠陥施設である。

さて、公演自体には満足して夕方、名古屋から新幹線で帰京しようとしたら、線状降水帯の影響により東海道新幹線が運休。長時間並んで払い戻しはできたが、翌日の予定もあったので途方に暮れかけた。

その時思い出したのが学生時代、熱田神宮に参拝した時のこと。名古屋からの夜行バスは混むので名鉄知立発のバスに乗ったのだ。さっそく検索したところ知立発の自宅沿線の近くまで行く夜行バスにまだ空きがあったので、急ぎ名古屋駅から名鉄知立に移動。無事バスに乗れた。バスも東名・第2東名の通行止めの影響を受けて遅れたが、幸い翌朝に東名江田のバス停で降りることができた。大雨のなか、夜間の長時間運転をこなした運転手の方にこの場を借りて感謝の意を表したいと思う。