アフターアワーズ

山椒系ちょくの切り抜き帖

プレゼンターにも注目【オリンピック会場セレモニー&表彰式】

ピョンチャンオリンピック、2月18日のフィギュアスケート男子シングルの表彰式で羽生結弦、宇野昌磨、ハビエル・フェルナンデスの各選手にメダルを授与したのは竹田恆和IOC委員(JOC会長)。 小平奈緒選手が金メダルを獲得した2月18日のスピードスケート女子5…

My Favorite Things【フィギュアスケートを彩るチャップリン。その自伝の面白さ】

チャップリンメロディはフィギュアスケート男子シングルの人気プログラム。すぐ思い出せるだけでも織田信成氏の2009-2010シーズンFS、ハビエル・フェルナンデス選手の2017-2018SP、田中刑事選手の2017-2018FSが挙げられる。 「喜劇王」サー・チャールズ・チャッ…

My Favorite Things:ヴィヴァルディ「冬」あれこれ【ストコフスキー、カラヤンetc.】

フィギュアスケート男子シングルの宇野昌磨選手は2017-2018シーズンのショートプログラムにヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集「四季」の「冬」を使用。ピョンチャンオリンピックで団体戦、個人戦の両方において100点超の好演を見せた。 www.sponichi.co.…

My Favorite Things:マルケヴィッチと日本フィル【知られざる絆】

イゴール・マルケヴィッチ(1912~1983)は日本の楽団と壮年期から晩年まで断続的に縁を保った指揮者。日本フィルからは名誉指揮者の称号を贈られ、死の二ヶ月前には耳の病気の影響でほぼ聴力を失った状態ながらNHK交響楽団と東京都交響楽団に客演している。…

My Favorite Things Special【「三大交響曲」猛打賞は誰だ!?】

夏場の氷代稼ぎコンサートでよく取り上げられるのが「三大交響曲」と言われるベートーヴェンの交響曲第5番、シューベルトの交響曲第8(7)番「未完成」、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」。 誰がこう呼び始めたかは不明だが読売日本交響楽団は「三…

My Favorite Things Special【初めて聴いたクラシックコンサート】

エフゲーニ・スヴェトラーノフ指揮、NHK交響楽団/ベートーヴェン:交響曲第9番 佐藤しのぶ〔ソプラノ〕 永井和子〔アルト〕 市原多朗〔テノール〕 多田羅迪夫〔バス〕 国立音楽大学〔合唱〕 1995年12月23日(土)NHKホール 自らの意思で行った初めてのクラシ…

My Favorite Things:猪谷千春『IOC』【オリンピックを巡る不思議な世界】

1956年コルティナダンペッツォオリンピック男子回転の銀メダリストで引退後は保険業界に転じて活躍した一方、IOC委員を約30年務めた猪谷千春(1931-)氏が半生を振り返りつつ、IOCとオリンピックの舞台裏を分かりやすい文章でつづった1冊。 IOCの役割、その…

O.E.T presents Salon「革命前夜」2/25@サローネ・フォンタナ

指揮者・水野蒼生が代表を務めるオーケストラO.E.Tのメンバーなどによる室内楽公演「Salon」については以下の記事で紹介した。 choku-tn.hatenablog.com 今回はプログラムに焦点を当てて綴ってみる。 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲(三…

札幌五輪(1972)、長野五輪(1998)を彩った音楽

NHK-FM「クラシックの迷宮」の2月10日放送回は「音楽による札幌オリンピック回顧」と題して時代背景に触れながら、札幌オリンピックを音楽の面から見つめた。 www4.nhk.or.jp 先日のジョン・ウィリアムズのブログを書いた際に次は日本開催の五輪と考えていた…

My Favorite Things:アルベールビル五輪の伊藤みどり【忘れじの冬季五輪】

1992年アルベールビルオリンピックフィギュアスケート女子フリースケーティング、伊藤みどりの演技。 youtu.be トリプルアクセルに関しては語り尽くされたので省略。個人的に忘れられないのは当時の採点システムでいわゆる技術点が出た後、解説者(たぶん五…

今週のお題「バレンタインデー」

ヴィタメールのチョコレートが好き。花びらのはいつまでも見ていたい。 www.wittamer.jp

オリンピックを彩ったジョン・ウィリアムズの音楽【聴くは楽しく演るは難し】

オリンピックの華といえば音楽やアトラクションが乱舞する開会式。過去そこで披露されたテーマ曲、ファンファーレのなかには閉幕後も語り継がれ、コンサートで取り上げられる「名曲」となった作品がいくつもある。例えば古関裕而が1964年東京五輪のために書…

二月大歌舞伎(2/6昼の部)【十代目幸四郎、海老蔵、吉右衛門】

1月に引き続き「高麗屋三代襲名披露公演」。昼の部には新・幸四郎のみ登場。 「高麗屋三代襲名祝幕」草間彌生氏デザイン。 春駒祝高麗 タイトル通りの縁起物。曽我兄弟の一場面による。梅枝が綺麗。錦之助は白く塗ると叔父さんの若いころにそっくりになってき…

当然の結果【名護市長選挙で渡具知武豊氏当選】

名護市長の仕事は名護市を豊かにし、市民の暮らしを良くすることのはず。ところが2期8年市長の座にあった稲嶺進はアメリカ軍普天間基地返還に伴う代替施設を名護市辺野古沖に設けることに反対することに狂奔し、灌漑施設の整備や難視聴対策など市民の死活問…

「東京ピアノ爆団」第3回【東京公演】2/4@吉祥寺

指揮者・水野蒼生が主宰するライヴハウスで味わう新感覚クラシックピアノソロコンサート「東京ピアノ爆団」の第3回公演が2018年2月4日、吉祥寺Star Pines Cafeで行われた。会場は満席の盛況。 本公演のコンセプトや出演者、主な曲目は以下の記事に記した。 ch…

My Favorite Things:Leopold Stokowski-The Complete Decca Recordings【怪物が織る極彩色の音絵巻】

2017年が没後40年だった指揮者レオポルド・ストコフスキー(1882-1977)のデッカ録音BOX。 豪華絢爛たるバッハ編曲集やロシア物、意外にスマートなシューベルト「未完成」まで聴きどころテンコ盛り。1972年のロンドン交響楽団との60周年記念コンサートを「ア…

天才指揮者が「最愛の曲」を清新かつ色香たちこめる響きで【坂入健司郎のモーツァルト】

指揮者坂入健司郎と川崎室内管弦楽団が2016年12月30日に行った楽団結成披露公演のライヴ録音がAltusから2018年3月10日発売される(予定)。オールモーツァルトでヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K.364と交響曲第41番。 ※2017年12月28日の川崎室内管…

企画、意欲より基礎能力の向上を【神奈川フィルに思う】

2018年1月第4週~2月第1週のNHK-FM「ベストオブクラシック」はシリーズ・オーケストラ・ジャパンの再放送。第3回の1月31日は2016年9月17日ライヴ収録のサッシャ・ゲッツェル指揮、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏会。 www4.nhk.or.jp 神奈川県在住約30年…

貴乃花親方が説く基本動作と極める稽古の尊さ【初代若乃花からの継承】

2017年1月31日、第65代横綱貴乃花親方は弟子の新十両・貴公俊の記者会見に同席、にこやかに出世を喜びつつ、先代師匠(元大関貴ノ花)や初代若乃花が育み、自身が現役時代に見てきた「稽古の伝統」を守り抜く決意を語った。 www.sankei.com 記事によれば貴乃…

My Favorite Things【ヴィヴァルディ:調和の霊感第9番と映画「まあだだよ」】

20年以上前、イ・ムジチの来日公演で椅子から落ちるほどこれがトラウマになり、10年以上ヴィヴァルディをまともに聴けなかった。 youtu.be 2010年、黒澤明監督の映画「まあただよ」を新文芸坐で見た時、背後に流れるヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集作…

箴言の宝庫『村山富市回顧録』が文庫に

日本における改革の実現や大きな外交成果達成は保守安定政権で周到な準備した場合が殆ど。早期講和、社会保険、安保改定、日韓国交回復、沖縄返還、日中国交正常化、三公団・公社民営化、全てそう。革新勢力が騒いで実現したことなど皆無に近い。革新のひと…

ピアノの大技小技が熱空間で弾ける!【2018/2「東京ピアノ爆団」第3回】

「爆団」の中身を少し解剖 指揮者・水野蒼生が2016年から主宰し過去2回大成功を収めた自由に楽しめる超一級ピアノライヴ「東京ピアノ爆団」の第3回が2018年2月、東京(2月4日)と神戸(2月16日)で開催。以前ブログでその概要を記した。 choku-tn.hatenablog.…

「辞書の新版には飛びつくな」が常道【広辞苑第7版誤り指摘される】

約四半世紀前、小学校高学年の頃、国語や英語の時間に大人用の辞書の引き方を教わった。当時双方の科目の先生が同じことを仰った。 辞書はなるべく新しいものを使った方がいい。但し、新しい版が出た時にすぐ飛びつくのは良くない。どうしても新しい版には間…

安全、定時運行以外余計なことはしなくていい【日比谷線BGM試行】

公共交通機関の役割は乗客を安全にしかも定時運行で輸送すること。他のサービスはこれが100%できた上で考えるのが当然。電車の遅延があちこちで常態化しているいま、下記のような遊びにかまけるなど言語道断。そんなカネがあるなら施設の構造改革を進め、多…

今週のお題「私のアイドル」

GLAY、SOPHIA、T.M.Revolution、Acid Black Cherry、Alice Nine(A9)

My Favorite Things【1988年F1世界選手権セレクション】

30年前の1988年、初めてF1世界選手権を1シーズン通してテレビ観戦した。そこからの数年間、頭の中の過半はF1のことが常にグルグルしていた。F1に夢中となる出発点だった1988年シーズンの記憶は未だに思い出すたびに胸がジーンとする。 ①第7戦フランスグラン…

60年前の遺物「国防の基本方針」の再策定が先だ【防衛大綱見直し表明】

安倍内閣は内政、外交ともに各論(対症療法)を次々と繰り出して一定の成果をあげるのがうまい反面、安定した政権基盤を持ちながら物事の根っこの改革や再構築には消極的なのが特徴。 23日に小野寺防衛大臣が正式表明した防衛大綱の見直しもしかり。 www.asa…

日本に「パリダカ」を広めたひと【R.I.P.夏木陽介氏】

1980年(昭和55年)生まれの私は1月14日に81歳で逝去した夏木陽介氏が青春スターだった時代や出演作を知らない。初めて夏木氏を知ったのは1989年、「パリダカ」として知られる「パリ-ダカールラリー」の総集編をフジテレビで見たとき。最初カッコいいクルマ…

髙橋望ゴルトベルク変奏曲2018@1/20東京文化会館小ホール

2014年以来毎年1月にJ.S.バッハのゴルトベルク変奏曲を弾くコンサートを開いているピアニスト髙橋望。2年目の2015年のライヴ録音盤が「レコード芸術」準特選など高い評価を獲得。以降バッハの第一人者として全国各地でレクチャーを開催、多くの好楽家に親し…

日本人の指揮者・日本のオーケストラによるベートーヴェン【俵孝太郎のintoxicateコラムから】

かつて日本テレビ系のクイズ番組「マジカル頭脳パワー」の解答者としておなじみだった政治評論家の俵孝太郎氏はクラシック音楽好きの顔も持つ。ベートーヴェンの交響曲全集や日本人演奏家の音源の熱心な収集で知られ、タワーレコードの隔月刊フリーマガジン…